2008年8月23日土曜日

はじめてのバジリコ

ずいぶん多くの、「はじめての。。。。」を書いてきました。

最近では、はじめてのアンチョビ(トマトソースパスタ編)です。

このシリーズは、結構人気があると勝手に自負しています。

今回は、香りの王様バジル(別名バジリコ、メボウキ)です。
バジリコ(伊:Basilico)、バジル(英:Basil)等と呼ばれ、インド、熱帯アジア原産のハーブです。
スーパーにて購入した「バジリコ」には、「スィートバジルの彩り、香り、ジェノバ風」と記載してありました。
「ひとふりでイタリアン」とも書いてあります。

さっそく匂いを嗅いでみました。
言葉足らずですが、一言でいうと、ハーブの香りに近いのでしょうか。
嫌いな匂いではありませんでした。
ちょっといろいろ調べてみました。

花言葉は、「好意、好感」で、古代ギリシアにおいて、王家など貴人の香水や薬に使われたことから、「王様のハーブ」(Basilikon phuton)と呼ばれていました。

日本では、水に浸した種で目に入ったゴミを取り除いていたことから、「メボウキ(目箒)」と呼ばれていました。
さわやかなバジルの芳香は、パスタやトマト料理にピッタリということです。

バジルの種類はたくさんあり、
* もっとも一般的なバジル「スイートバジル」
* 矮性でコンパクトに育つ「ブッシュバジル」
* 赤紫の葉を持つ「ダークオパール」
* レモンに似た香りの「レモンバジル」
* シナモンに似た香りの「シナモンバジル」
…など、この他にもたくさんの園芸品種があります。
このうちスパイスとして一般的に使われるのは、「スイートバジル」と「ブッシュバジル」になります。

日本では、ペスト・ジェノヴェーゼあるいは類似のソースを混ぜ込んだスパゲッティをバジリコ・スパゲッティ(スパゲッティ・バジリコ)とも呼びます。

その他、トマトと相性がよいことでも知られています。
新鮮なスイートバジルの葉とモッツァレッラチーズとトマトをあわせたサラダは、インサラータ・カプレーゼといい、イタリアの国旗と同じ配色で、イタリアを象徴するサラダとなっています。

健康にもよく、食欲増進、冷え症、肩こりなどに、また、茎葉を陰干ししたもの10gを水で煎じて、食後に飲むと健胃・駆風薬の効果があります。
さらに、刻んだ茎葉を布袋にたくさん詰めて、浴槽に浮かべて入浴すれば、湯ざめしにくく、からだが温まり、冷え症やリウマチ・神経痛・肩こり・腰痛などに良いとされます。

それでは、パジリコを使った料理を二品紹介します。

トマトサラダの作り方(4人前)です。
1.トマト小2個は5mm幅にスライスし、タマネギ1/2個は薄い輪切りにして水にさらします。
2.皿にトマト、タマネギを盛りつけ、パジリコ大さじ1/2と、オリーブオイル1½を振りかけて完成です。

もうひとつ、バジリコ・スパゲッティの作り方(1人前)です。
1.スパゲッティ100gをたっぷりの湯で茹でます。
このゆで汁大さじ2で本品大さじ1/2を溶いておきます。
2.茹で上がったスパゲッティを油(出来ればオリーブオイル)大さじ1で軽く炒めて火を止め、ゆで汁で溶いておいた本品と手早く混ぜ,完成です。

下記写真は、バジリコを使用した、私なりのトマトサラダです↓















シーフードの旨み溢れる贅沢な味わい スパゲティのシーフードトマトソースバジル風味シーフード...

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