どう攻めてみようか、考えたのですが、冒険するのは危険すぎると判断し、「おでんのもと」を買ってきました。
そのパッケージの裏に書いてあるレシピと、ネットにて探し出したレシピを合算し、製作にかかりました。
使った材料は、
大根1/2本、黒コンニャク1枚、ガンモドキ5個、白菜5枚、人参1/4本、鶏肉50g、ごぼう1/3本、焼き豆腐1丁、ごぼうすり身80g、ゆで卵3個、椎茸5枚、チクワ3本、以上です。
材料の選択及び使用量は、余っている材料と自分の好きな材料を合わせて決めました。
「おでんのもと」のパッケージに書かれているレシピは、
鍋に「おでんのもと」一袋と水を加えて溶かし、あとは硬い材料から入れていけば完成です。
のような事が書かれていました。
確かに、これでもおいしいおでんが出来ると思いますが、ちょっと手を加えてみました。
まず、大根を輪切りにし、面取りして隠し包丁を入れます。
(面取りという言葉は、建築用語にもありますね)
ネットによるレシピには、米のとぎ汁で茹でると書かれていましたが、そこまではしませんでした。
コンニャクは、三角切りにし、チクワは斜め二つ切り、卵は茹でて殻をむきます。
さて、ここまではよかったのですが、ここからちょっと自己流になります。
ネットレシピでは、巾着の作り方がでてくるのですが、この中に入れるものを、そのまま煮出し汁(おでんのもと)に入れました。
なんのことはなく、単に、入れるもの(寿司揚げ)がなかったのです。
鶏ささみを小切り、もどした椎茸と人参をせんぎり、ごぼうをささがきにして、全部を油で炒め、砂糖・醤油で味付けしました。
これをこのままおでん汁に入れたのです。
次に、ガンモドキにすり身を強引に入れ込みました。
ガンモドキが小さかったのです。(直径40mm程度の球体)
さらに白菜を下ゆでして、爪楊枝でさしました。
下処理した材料を、だし汁の中に並べて入れていきました。
3時間程度でしょうか、ゆっくり煮詰めました。
最後に、チクワ・白菜を入れて、完成しました。
さて、練り芥子をたっぷりつけ、食してみたのですが、結構おいしかったのです。
特に二日目は、味もなじみ、自己満足しました。
ポイントは、「おでんのもと」だけのときに、少し味見をしたのですが、ちょっとしょっぱすぎて、こくがないように感じたのです。
これが完成すると、味がマイルドになっていたのです。
どうしてそうなったのかは、よくわかりません。
また、巾着の中身をそのまま入れた事によって、だし汁の上に油が浮かんだのですが、おでんに油を使うのは、邪道なのでしょうか?
卵には、なかなか味が染み込みませんでした。
何か細工が必要なのでしょうか。
いずれにしても奥の深さを充分感じさせた、「おでん」でした。
カテゴリーは、鍋料理にしました。
完成品です↓
★1袋あたり207Kcal★じっくり煮込みました!おふくろの味!おでん【創業100年駅弁の塩荘】
4 件のコメント:
匿名 さんのコメント...
MySpaceからお邪魔しました、富男です。
おでん、おいしそうに出来上がりましたね。私は、学生時代文化祭用に研究室で作ったことを思い出します。
「だしがしみ込んだのがおいしんじゃ!だけん今晩徹夜で作るぞ!!」広島の学友に指示されながら、つまみ食いしつつ作った結果、つまみ食いが多くだしをあわてて買い足しました。
NINAさんこれに、今なら冷酒なんかつくといいですね。
美味しそうに仕上がりましたね。
1人でやるとなると材料の加減が難しいですね。
付属のダシでもいいのですが、「白だし」があれば何をやるにしても世界が広がりますよ。
関東在住なので「夏におでん!?」とも感じるのですが、でも、美味しそうです(笑)。
私も一晩経って染みたおでんが好きです。
ちくわぶも美味しいですよ、モチモチして。
ところで文中にあった「面取り」について教えて下さい。
建築用語だと、どんな意味なのでしょう。
また、他にも料理用語と同じ建築用語があったら是非ご紹介を。
ショコラさん、コメントありがとうございます。
料理と同じで、建築でも角を落とすことを面取りと言います。
例えば、
「壁のコンクリートの角を面取っといてください」
「シャッターの床下端の角を面取り願います」等と使います。
料理と建築、なるほど、確かに他にもある可能性がありますね。
おもしろそうなので、後日調べてみます。
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